高配当株は高い配当利回りがあることが下支えになって、株価の下落リスクが比較的低いことが多いのですが、その前提が崩れたとき、悲惨な結果となります。
つまり、業績が下方修正されたり、赤字になっても、高い配当を維持していれば、株価の下落は比較的小さいのですが、減配されると他の指標で見て割高感がなくても、株価が暴落することが多いと言えます。
僕の保有している銘柄では、デクセリアルズ(4980)や戸上電機製作所(6643)が、決算そのものはそこまで悪いとは思いませんでしたが、ひどい結果となりました。
年間配当金 翌日株価
デクセリアルズ(4980) 55円→40円 ▲13.1%
戸上電機製作所(6643) 23円→16円 ▲17.1%(ストップ安)
こうしたリスクを回避するためには、減配リスクの低い銘柄を選びましょう、とよく言われますが、それがわかれば苦労しません。赤字でもタコ配当でも減配しない会社も多くありますし、BtoBのビジネスで短期的な業績予想なんてできません。というわけで、僕は分散投資をすることで、リスクを抑えています。いわば、深く考えることを放棄している訳ですね。
それでも、これからはもう少し成長性や財務状態、業績の進捗状況なども加味しながら銘柄選定をしていこうと反省しました。