5月12日の引け後に奥村組(1833)の2017年3月期の決算発表がありました。4月24日に業績予想と配当予想を修正していて、ほぼ予想通りの決算となりました。
実績 (単位:百万円)
売上高 203,090
営業利益 11,678
経常利益 13,455
当期利益 13,614
また、2018年3月期の業績予想は、増収減益を予想しています。
売上高 224,700(+10.6%)
営業利益 10,400(▲10.9%)
経常利益 11,400(▲15.3%)
当期利益 10,300(▲24.3%)
来期の配当金は、年129円を予想しています。2017年10月1日を効力発生日として5株につき1株の割合で株式併合を実施するため、併合前のベースで比較すると、当期の年33円に対して来期は年25.8円と減配となります。
来期は建設コストの上昇を見込んでいるため、増収減益の予想となっています。当社は配当性向50%を配当の基準としていますので、減益予想であるため、それに連動して減配となっています。コストを保守的に見積もっているなら、期中で業績及び配当の上方修正も期待できますが、果たしてどうなるでしょうか。