たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

【反省】UKCホールディングス(3156)

僕は高配当投資と言いつつ、信用でスイングトレードをしています。そこで不用意に損を出してしまったのがUKCホールディングス(3156)です。

 

当社は本年510日に、連結子会社であるUKC香港の前渡金40億円の一部の回収可能性について懸念があるとして、その影響額の確定作業のため、決算発表を530日に延期すると発表しました。

 

530日には、前渡金に関連した売掛金回収に対する疑義が高まったため、原因究明や影響の把握、再発防止策の提言を目的として外部の専門家から構成される第三者委員会を設置するとして、決算発表の再延長を発表しました。

 

629日には、有価証券報告書提出期限延長の承認申請書を提出したとする発表の中で、「なお、本件調査の一環として、平成29 年3月30 日付「当社子会社による香港Quatius Limited 転換社債取得に関するお知らせ」で公表いたしましたQuatius Limited 転換社債に係る中国における物上担保について、その契約の実効性及び担保価値の精査を行っておりますことを付記いたします。」さらっと、重大なことに触れていました。僕はこれを完全に見落としてしまいました。

 

そして昨日(718日)に、UKC香港の会計処理に関する影響額として、すべて合わせて約190億円という数字が発表されました。この金額は想定外でした。

 

そもそも、なぜこんな銘柄を買ってしまったのかと言うことになります。チャートを見れば6月中旬から1,900円前後で横ばいが続いていたので、ネガティブな要素は織り込み済みで、本業がしっかりしているので影響額確定後には徐々に値を戻していくだろうという期待がありました。今思えばこれは浅はかだったとしか言いようがありません。しかも、718日には欲を出して取得価格ぎりぎりで指値をしたところ、1,000株中100株だけ約定して900株を残してしまいました。このとき成り行きにしていれば逃げ切れたものを、小さな欲を出してしまったばかりに、損失を拡大してしまいました。金額的にはポートフォリオに与える影響は小さいものの、銘柄選択といい、売買のやり方といい、やってはいけないことをしてしまった反省と戒めのために、恥を忍んで記事にしました。もちろん、今朝成り行きで全て処分しています。

 

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