当社はスマートフォン向け半導体では圧倒的なシェアを握る半導体メーカーです。とはいっても企画・設計のみで自社で工場を持たないファブレス企業です。チップを提供したスマートフォンの売上に応じてライセンス料を受け取るというビジネスモデルが問題となり、ライセンス料を巡ってアップルとの間で係争が続いています。スマートフォン市場の成長が頭打ちになる中、こうした係争もあり、当社の株価は好調な米国株式市場の中ではパッとしません。ただ、技術力がありますので、IoTや車載分野での今後の成長が期待できるのではないかと思っています。
2017年第3四半期の業績は、売上高が54億ドルで前年同期比▲11%、純利益が9億ドルで前年同期比▲40%と厳しい状況です。
1株当たり配当金が0.57ドルで160株を保有してますので、源泉税を差し引いて65.42ドルが入金されました。9月26日の終値が51.13ドルですので、配当利回りは4.46%となっています。