グラクソ・スミスクライン(GSK)の2017年第3四半期決算が10月25日に発表されました。売上高は第3四半期のみでは、前期比+4%、営業利益は前期比+31%、EPSは前期比+49%、調整後EPSでも前期比+3%と悪くない結果ように見えます。
しかし、その後の株価の動きを見ると悲惨な状況です。この2日間で約1割も株価が下落しました。10月26日の終値が36.60ドルで、PERが34.98倍ですから、収益力からみればまだまだ株価が割高だという評価なのでしょう。ちなみに配当利回りは5.54%です。(以上の数字はGoogle Financeより引用)
業績は緩やかに改善していますので、株価の下落を踏まえて少し買い増ししました。株価は短期的には期待によって大きく変動しますが、業績が悪化している訳ではありませんので、我慢していこうと思っています。それにしても、米国株は、日本株と違って、まだまだ開示資料の読み込みやその他の情報の取得の要領が悪く、状況をタイムリーに把握することができません。そのため、短期的な情報に惑わされることがない反面、何か問題が起こった時にもすぐに対応することができません。そこは長期投資と割り切っていこうとは思っています。