JT(2914)の2018年12月期第1四半期決算が5月1日に発表されました。結果は、売上収益が前期比+1.8%、四半期純利益が前期比▲1.4%と若干の増収減益となりました。
なお、為替変動を除いた為替一定ベースの調整後営業利益は前期比+0.5%となっています。円高の影響で減益となりましたが、実質的には増益だったことがわかります。
業績予想については特に変更はありません。配当金も従来予想から変更なく年間150円ですので、配当利回りは昨日まで5%を超えていました。
国内でのたばこ販売数量が減少するのは分かっていますので、新興国を中心とした海外の伸びと多角化でどこまで成長できるか期待したいところです。アメリカではアルトリア・グループ(MO)やフィリップ・モリス(PM)が大きく下げていたのでJTの決算も心配でしたが、この結果はまずまずといったところではないでしょうか。