僕はポートフォリオの約20%をJ-REITに投資しています。分配金利回りの高いものを選んでいますので、利回りはだいたい6%前後になっています。
J-REITの先行きについては、今後金利が上昇してくと予想されることや、不動産市況がピークを迎えているという話を耳にするようになってきたことから、今後株価の下落リスクの方が高いように思われます。
そうした中でどのように行動するかですが、当面は静観しておこうと思っています。金利上昇リスクは否定できないものの、今の日本の現状を考えると、急速な金利上昇は国の財政の破綻を意味しますので、影響は限定的ではないかと思います。また、不動産市況については、マンション価格やホテル開発用地の高騰を見るとそろそろ限界ではないかと思いますが、J-REITの場合、インカムゲインを前提とするのであれば、バブル崩壊のようなことがなければ、これも大きな影響はないのではないかと考えています。
昨年からの東証REIT指数の推移です。昨年は下げ続けていましたが、今年に入って上げ下げしながらも緩やかに上昇しています。
次に僕が保有している主力銘柄です。
【トーセイ・リート投資法人(3451)】
【さくら総合リート投資法人(3473)】
【投資法人みらい(3476)】
トーセイ・リート投資法人(3451)と投資法人みらい(3476)は4月の権利落ち以降、株価の下落が続いていますし、さくら総合リート投資法人(3473)も2月に入ってから緩やかに下げています。昨年好調だった銘柄がここにきて失速してしまっています。つまり市場全体の動きと全く違う動きをしていて、このところ負け続けている状況です。あまりうれしい状況ではありませんが、焦って動かず、インカムゲインの姿勢を崩さないようにしたいと思います。