今日は全体的に株価が持ち直したものの、このところ、日経平均の動きに比べて自分のポートフォリオが相当やられているように感じている方は少なくないのではないでしょうか。そこで、日経平均と普段あまりチェックをしないマザーズ、東証1部小型株の動きを比較してみました。
【日経平均】
前年末 22,764.94
年初来高値 24,129.34(1/23)
終値 22,362.55
前年末比▲1.8%
最高値比▲7.3%
【マザーズ】
年初来高値 1,367.86
終値 968.76
前年末比▲21.4%
最高値比▲29.2%
【東証1部小型株】
前年末 3,583.10
年初来高値 3,703.59
終値 3,249.80
前年末比▲9.3%
最高値比▲12.3%
こうして比較すると、日経平均がほぼ横ばいなのに対して、マザーズは前年末比▲21.4%と、いかに酷い状況かがわかります。また、東証1部小型株も前年末比▲9.3%となかなか厳しい下げです。
チャートの形を見ると、日経平均は23,000円で頭を押さえられながらも下値を切り上げ、東証1部小型株は3,200がサポートラインとして機能しているように見えますが、マザーズは底なしの状況です。
このような市場環境ですから、小型株中心の割安成長株投資をやってもなかなかうまくいかないはずですね。トランプの発言や企業の四半期決算など、日々情報に振り回されがちですが、たまには大局的に動きを見てみることも必要だと思いました。