JT(2914)の2018年12月期第3四半期決算が10月31日に発表されました。結果は売上収益が前期比+5.2%、四半期利益が前期比▲0.3%と増収減益となりました。ただし、営業利益は増益となっています。
ただし、為替変動の影響を除いた「為替一定ベースの調整後営業利益」は前期比+9.2%となっています。為替の影響を除けばそこそこ増益となっています。
また、業績予想は直近に公表された予想に対して下方修正されています。
為替影響はネガティブではあるものの、為替影響を除けば、業績は好調と言えます。たばこ市場の将来は微妙ではありますが、世界全体で寡占化が進む中では、当面高収益を維持できるのではないかと思っています。
欲を言えば潤沢なキャッシュフローを活用して、たばこ以外の事業を成長させてほしいとは思うのですが、そこはなかなかうまくいかないようです。
本日の終値は2,862円ですので、予想PERは13.86倍、配当利回りは5.24%です。高配当株の中核銘柄として保有を続けたいと思います。