三菱商事(8058)の2019年3月期第2四半期決算が本日発表されました。結果は、収益が前期比+117.2%、四半期利益は前期比+21.8%と増収増益となりました。収益の増加については、IFRS第15号の適用に伴い、収益の認識基準が変わったことから大幅な増加となっています。
また、業績予想については、当期利益のみ公表されていますが、前回予想の600,000百万円から上方修正されています。
さらに、配当金については、第二四半期末が62円で前期比+15円となったことで、年間配当金が125円に増額されています。
セグメント別に見ると、エネルギー、金属、機械分野で大きく増益となる一方で、地球環境・インフラ事業では千代田化工建設関連の損失等で大きく減益となっています。
本日の終値が3,209円なので、予想PERは7.95倍、配当利回りは3.90%となります。指標的には割安ですが、当社の収益構造は、景気や商品市況に大きく左右されますので、そうしたリスクに対しては注意が必要です。