夢真HD(2362)の2018年9月期決算が本日(11/14)発表されました。結果は、売上高が前期比+32.5%、当期純利益が前期比+154.9%と大幅な増収増益となりました。
9月7日に業績予想の上方修正を発表していましたが、その予想値と比べると営業利益以下が若干未達となっています。
出典:2018年9月7日当社リリース「業績予想の修正に関するお知らせ」
来期の業績予想は、売上高が当期比+23.7%、当期純利益が当期比+12.8%と当期よりはペースダウンするものの、依然として高い成長率を維持する見込みです。
ただ、四季報の来期予想と比べると、物足りない水準となっています。
出典:四季報オンライン
9月7日に業績予想の上方修正を発表して9月10日に直近高値の1,241円を付けてからだらだらと下げ続け、本日の終値は939円でした。
新しい予想PERは17.1倍、配当利回りは3.73%と成長性に対して割安な水準だと思います。
増配や自社株買いといったサプライズはありませんでしたが、子会社である夢テクノロジー(2458)の完全子会社化が発表されました。夢テクノロジーが上場しているために、一定の独立性を確保せざるを得なく、グループ一体としての機動的かつ効率的な運営ができないことから、夢テクノロジーの上場廃止、完全子会社化を決めたということのようです。
業績は堅調ですし、中期経営計画達成のために積極的な施策を講じていますので、株価の下落に惑わされず、じっと我慢していきたいと思います。