日比谷総合設備(1982)の2019年3月期第3四半期決算が2月5日に発表されました。結果は、売上高が前期比+2.2%、四半期純利益が56百万円の赤字で、増収減益となりました。
出典:当社決算短信
当社は、売上、利益が第4四半期に占める割合が高く、この時点での数字を見ても正直何とも言えません。ただ、第3四半期の数字だけを見れば前年同期比大きくプラスとなっていますので、足元の業績推移は順調だと言えそうです。
出典:株探
また、同日付で自己株式の取得枠拡大を発表しました。取得する株数がこれまで300,000株を上限にしていたのに対して、取得実績は178,900株で、取得の日程が2019年3月31日までとなっています。この時期に取得株数の上限を400,000株に引き上げたということは、近いうちに自己株式の取得を積極的に進めていくことが期待できるでしょう。
自己株式取得枠の拡大を受けてか、本日の株価は大きく上げて始まりましたが、その後失速してしまいました。決算の数字が良くなってこないと、本格的な上昇とはいかないのでしょう。