たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

夢真HD(2362)の2019年9月期第1四半期決算

夢真HD(2362)の2019年9月期第1四半期決算が2月8日に発表されました。結果は、売上高が前期比+25.6%、四半期純利益が前期比▲11.0 %と増収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

売上高は期待通りとなりましたが、四半期純利益はまさかの減益、営業利益でも前期比+0.7%と大変物足りない結果に終わりました。

 

当社の説明によれば、営業利益の伸び悩みは今後の業績向上を見込んでの採用費の増加となっています。この説明を素直に受け止めれば、事業拡大のための先行投資が利益の伸びを抑えていると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

建設技術者派遣事業は、売上高が前期比+19.9%、セグメント利益が前期比+8.7%となっています。

 

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出典:当社決算短信

 

ゼネコンでは旺盛な需要に対して人手不足が深刻であり、当社に対するニーズはまだまだ拡大していくことが期待できると思います。

 

 

エンジニア派遣事業は、売上高が前期比+47.1%、セグメント利益が前期比▲6.8%と増収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

エンジニア派遣事業は急成長している分野であり、人材の確保と研修のために先行して費用がかかることは理解できます。

 

決算説明資料によれば、派遣単価が下がっていますが、エンジニアのランクによって派遣単価が大きく異なることから、新人の採用を強化してエンジニアの確保に注力している段階では、平均単価が下がるのはやむを得ないでしょう。

 

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出典:当社決算説明資料

 

 

 

 

 

 

株価は野村の執拗な空売りで大きく下げ、足元では底打ちして緩やかな上昇傾向にあるものの頭を押さえ付けられて、なかなか上がりきれない動きでした。高成長、高配当、テーマ性、自社株買い、東証一部昇格期待といった株価が上がる要素があるだけに、株価が人為的に抑えられているのではないかと思ってしまいますが。

 

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当四半期の数字の表面だけを見て売り圧力が強まるのか、いい加減に実力に見合った株価に修正されていくのか、連休明けの株価の動きが楽しみです。