たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

残念な米国高配当株・・・センチュリー・リンク(CTL)とクラフト・ハインツ(KHC)

 

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僕は米国株については長期保有を前提に考えていましたし、英語の資料を読み込む作業が辛いこともあったので、タイムリーに決算発表資料をフォローしてこなかったのですが、ここにきて、センチュリー・リンク(CTL)とクラフト・ハインツ(KHC)が大幅な減配となってしまいました。

 

 

 

 

 

 

センチュリー・リンクは、2月13日に2018年度第4四半期及び年間の決算を発表していましたが、その内容についてはさっと見て、特段気にするようなことはないかなと思ってスルーしていたのですが、ニュースリリースをよく読んでみると、2019年度から配当がこれまでの2.16ドルから1.00ドルに減額すると書かれていました。

 

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出典:当社ニュースリリース

 

 

当社はもともとEPSを大きく超えて配当していましたが、買収によるのれんの償却負担が重いだけで、フリー・キャッシュフローを見れば十分配当余力があると思っていましたので、現在の業績で急に配当方針を変えるとは思っていませんでした。

 

当社の株価は8月からだらだらと下げ続けており、減配の発表を受けて株価が急落したわけではありませんが、買った直後に含み益があったのが、気が付けば大きな含み損を抱えていました。

 

2月22日の終値が13.44ドルで、配当利回りは7.4%と依然として高い配当利回りではあるものの、同じ通信業界であれば、日本人から見てよくわからない当社よりもAT&T(T)の方が良いと判断して、全て売却してしまいました。

 

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出典:Morningstarウェブサイト

 

 

 

 

 

 

クラフト・ハインツも高配当利回りに惹かれて保有している銘柄ですが、2月21日に2018年度第4四半期及び年間の決算を発表し、これを受けて翌日暴落しました。

 

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出典:Morningstarウェブサイト

 

 

もちろん決算をリアルタイムにフォローしていませんでしたし、21日の時間外取引も見ていませんでしたので、全くの寝耳に水でしたので、夜中に慌てて何が起こったか調べました。

 

こちらはバフェット銘柄でもあり、日本の米国株投資家の間でもメジャーな銘柄でしたので、すでに何人もの方が記事にされていましたので、すぐに概要を掴むことができました。

 

要するに、減損による大幅な赤字の計上、年間配当が2.5ドルから1.6ドルへの減配、そして不正会計疑惑と3点が原因のようです。

 

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出典:当社決算資料

 

大型株で食料品という地味な業界の銘柄でこれだけ急落したことに正直面食らいました。減損だけあれば、僕はあまり気にしませんし、減配は残念ですが、それも他に買いたい銘柄がなければ、許容範囲かなと思いますが、不正会計疑惑については今ある情報だけでは何とも言えません。

 

僕のポートフォリオの業種バランスを考えても、他に買いたい銘柄が見つかりませんので、当社についてはしばらく様子を見ようと思っています。