日経平均が今日も年初来高値を更新し、世界の中で相対的には出遅れ感はあるものの、それなりに好調さを維持しています。昨年末が20,014.77円、今日の終値は22,287.61円なので、昨年末対比+11.4%となっています。
マーケット全体のムードはいいようですが、僕の保有銘柄を見てもほとんどその恩恵が感じられません。普段個別銘柄の値動きをあまり気にしないようにしていますが、主な保有銘柄について、値動きがどうなのか振り返ってみました。
まずは高配当大型株の双璧とも言える日本たばこ産業(2914)とキヤノン(7751)です。
日本たばこ産業(2914)
昨年末 2,616.5円 → 4/17 2,604.0円(▲0.5%)
一時期株価がかなり戻っていましたが、最近また下がってきました。そのため、昨年末比ではほぼ横ばい水準です。
キヤノン(7751)
昨年末 3,001円 → 4/17 3,334円(+11.1%)
昨年大きく下げましたので株価水準としてはまだまだ低いですが、昨年末からはそこそこ上げています。それでもわずかですが日経平均をアンダーパフォームしています。
次に、期待の高配当小型株の夢真HD(2362)とFPG(7148)を見てみます。
夢真HD(2362)
昨年末 792円 → 4/17 803円(+1.4%)
昨年大きく下げた後、横ばいが続いています。
FPG(7148)
昨年末 1,122円 → 4/17 961円(▲14.3%)
決算発表を受けた2月1日と、ボーイング737MAXの墜落事故で2度大きく下げています。
その他の主な保有銘柄です。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)
昨年末 3,645円 → 4/17 4,053円(+11.2%)
昨年末の株価が酷かったので、今年に入って戻していますが、わずかながら日経平均をアンダーパフォームしています。
三菱商事(8058)
昨年末 3,020円 → 4/17 3,020円(±0%)
狭いレンジを上下しながらほぼ横ばいを続けています。最近の下落が少し気になりますが。
オリックス(8591)
昨年末 1,606.5円 → 4/17 1,603.0円(▲0.2%)
昨年末比では横ばいですが、チャートを見ると下落トレンドから脱していないように見えます。
ここに挙げた銘柄を見ると、すべて日経平均をアンダーパフォームしていました。銘柄選択のセンスがないのか、巡りあわせの問題で今はたまたま割安高配当株の出番ではないのかはわかりませんが、これだけ外れた選択をしていれば、パフォーマンスが上がらないのは当然ですね。
今はじっと我慢の時だと思っていますが、マーケットの楽観ムードが消えて指数が大きく下げるとき、保有銘柄が上がるチャンスのないまま暴落の波に巻き込まれてしまうのではないかという不安があります。