日本たばこ産業(2914)の2018年12月期第1四半期決算が発表されました。結果は、売上収益が前期比▲1.9%、四半期利益が前期比+16.2%と、減収増益となりました。
国内たばこ事業は、売上収益が前期比+3.2%、調整後営業利益が前期比+4.2%と、増収増益となっています。
海外たばこ事業は、為替一定ベースの売上収益が前期比+7.9%、調整後営業利益が前期比+13.3%と、増収増益となっています。
ただし、新興国通貨安により、財務報告ベースでは減収減益となっています。
当社で最も期待できる新興国を中心とした海外たばこ事業は、為替影響により財務報告ではマイナスとなっていますが、実質的にはプラスであり、あまり心配は要らないと思います。
当期の業績予想では、EPSが206.54円、予想年間配当金は154円です。
今回発表された決算見る限りでは、第1四半期は順調な滑り出しだと思います。最近株価が一段と下がって、指数から取り残されていましたので、決算が心配でしたが、まずは無難な結果だったと思います。