たむたむの配当金生活への道

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住友商事(8053)の2019年3月期決算

住友商事8053)の20193月期決算が発表されました。結果は、収益が前期比+10.6%、親会社の所有者に帰属する当期利益が前期比+3.9%と、増収増益となりました。

 

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出典:当社決算短信(2019年3月期決算)

 

なお、収益の増加のうち270,823百万円は、IFRS15号の適用によるもので、従来ネットで計上されていた取引が当期よりグロスで計上されています。

 

 

 

 

 

 

 

20203月期の業績予想は、親会社の所有者に帰属する当期利益が当期比+6.1%の増益としています。

 

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出典:当社決算短信(2019年3月期決算)

 

 

また、当期の決算を踏まえて、年間配当金は前期の62円から当期は75円と、前期比+13円(+21.0%)の大幅な増配となっています。さらに20203月期は、創立100周年の記念配当10円を含めて、年間配当金が90円と、当期比+15円(+20%)の大幅な増配を予想しています。

 

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出典:当社決算短信(2019年3月期決算)

 

 

セグメント別当期利益を見ると、当期は輸送機・建機部門やメディア・デジタル部門、資源・化学品部門で減益となった一方、金属部門やインフラ部門、生活・不動産部門で増益となっています。

 

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出典:当社決算資料

 

 

また、20203月期については、輸送機・建機部門や生活・不動産部門で増益を見込む一方で、他の部門では微減益を予想しています。

 

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出典:当社決算資料

 

 

決算は本日(5/9)の1330分に発表されましたので、株価がすぐに反応しました。地合いが悪い中、株価は一時1,611円まで上昇しましたが、終値でも前日比+3.40%1,568円となっています。

 

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米中貿易戦争に対する懸念をはじめ、世界経済の先行きに対する不安が高まり、総合商社の業績に対する不安も高まってきていましたが、本日の決算はひとまず安心できる内容だったと思います。