積水ハウス(1928)の2020年1月期第1四半期決算が発表されました。結果は、売上高が前期比+3.7%、四半期純利益が前期比+5.7%と、増収増益となりました。
出典:当社決算短信(2020年1月期第1四半期)
年間の業績予想が、売上高が前期比+9.6%、当期純利益が前期比+8.1%となっていますので、進捗率としてはやや物足りない結果となりました。それでもまだ第1四半期ですから、許容範囲と言えるのではないかと思います。
セグメント別の売上高は、マンション事業や都市再開発事業で大きく減収となっている一方、戸建住宅事業や分譲住宅事業、リフォーム事業が大きく増収となっています。
【セグメント別売上高】
出典:当社決算短信(2020年1月期第1四半期)
こうした売上高の状況を反映して、セグメント利益もマンション事業や都市再開発事業で大きく減益となっている一方、戸建住宅事業や分譲住宅事業、リフォーム事業が大きく増益となっています。
【セグメント別営業利益・営業利益率】
出典:当社決算短信(2020年1月期第1四半期)
賃貸住宅事業やマンション事業は今後も厳しい状況が続くと思いますが、今のところはほかのセグメントで十分カバーできていますので、無難な決算だと思います。