今朝の日経新聞を読んでいたら、「さくらREIT、三井物産系と合併模索 スターアジアに対抗」という記事が目に飛び込んできました。6月28日のリリースでは「近日中に新たな事業戦略を公表させていただくことを予定しております」と書いていましたが、それが投資法人みらい(3476)との合併だったようです。
出典:日経新聞電子版
投資法人みらいの資産運用会社は三井物産・イデラパートナーズ株式会社で、その株主は三井物産アセットマネジメント・ホールディングス株式会社と株式会社イデラキャピタルマネジメントです。このうち、イデラキャピタルマネジメントは現在中国の復星集団(フォースン・グループ)の傘下にあります。
さくら総合リートは投資法人みらいとの友好的合併の実現可能性について協議を行っていることは認めるものの、決定した事実はないと日経新聞の報道を否定しています。
8月30日の投資主総会がスターアジアを選ぶか投資法人みらいを選ぶかの選択になった場合、僕はスターアジアと投資法人みらいの両方を保有していますので、迷うところではありますが、友好的合併が実現した場合に資産運用会社であるさくら不動産投資顧問が何らかの形で残るようであれば、僕はスターアジアの方を選ぼうかと考えています。
この報道を受けて、さくら総合リートの株価が大きく上昇しました。すでに全て売却してしまっていたので悔しいです。
注)同日20時20分に、さくら総合リートから 「スポンサーによる投資主総会招集通知への議案要領起債請求に関するお知らせ」というリリースが出され、さくら側が開催する投資主総会で、三井物産アセットマネジメント・ホールディングス株式会社の代表者である萩野保氏を執行役員に選任することと、投資法人みらいの資産運用会社である三井物産・イデラパートナーズ株式会社との間で資産運用委託契約を締結することを議案とすることを発表しました。