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タカラレーベン不動産投資法人(3492)から運用状況の予想及び分配金予想の修正が再び発表されました

タカラレーベン不動産投資法人(3492)から2019年8月期と2020年2月期の運用状況の予想及び分配金予想の修正が再び発表されました。

 

6月26日にドーミーイン盛岡の取得に伴って上方修正を発表していましたが、さらにTTS南青山ビルの譲渡によって譲渡益を計上することから、再び運用状況と分配金の予想を上方修正しました。

 

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出典:当法人2019年7月17日付「2019年8月期及び2020年2月期の運用状況の予想及び分配金予想の修正に関するお知らせ」

 

特に2019年8月期の分配金は、前回予想の3,034円から4,594円へ51.4%も増加しています。

 

 

 

 

 

 

 

今回の譲渡は、2019年8月末を跨いで70%を2019年8月期に、30%を2020年2月期に引渡すことになっています。これにより、譲渡益の計上時期を2期に分散させています。

 

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出典:当法人2019年7月17日付「国内不動産信託受益権譲渡に関するお知らせ」

 

 

一連の資産入れ替えによって、ポートフォリオ築年数は1.8年短くなり、利回りは0.1%向上しているものの、その内容を見ると微妙ではないかと感じます。当法人は東京の中心にある南青山のオフィスビルを譲渡し、盛岡市のビジネスホテルと藤沢氏の小さな商業施設を取得しているわけですが、どう見ても南青山のビルの方がいいように感じてしまいます。

 

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出典:当法人2019年7月17日付「資産の譲渡に関する補足資料」

 

 

これまでは不動産価格が上昇してきたため、資産の入れ替えをすると、譲渡益を計上して分配金を一時的に増やすことができますが、不動産市場はそろそろピークではないかと感じていますので、今後の物件取得の目利き力が問われてくるのではないかと感じます。

 

 

 

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