たむたむの配当金生活への道

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キヤノン(7751)の2019年12月期第2四半期決算

キヤノン7751)の201912月期第2四半期決算が発表されました。結果は売上高が前期比▲10.0 %、四半期純利益が前期比▲51.2%と大幅な減収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

1四半期決算の発表時も当期の業績予想を下方修正していましたが、今回さらに下方修正されました。

 

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出典:当社決算短信

 

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出典:当社決算短信

 

 

 

 

 

 

 

先週、日経新聞ですでに概要が報道されていましたので、概ね予想通りですが、いつもキヤノンの決算は事前に情報が洩れているのが気になります。

 

 

セグメント別売上高を見ると、メディカルシステムは増収となりましたが、レンズ交換式デジタルカメラやプリンターの市場縮小でイメージングシステムが、メモリー向け半導体露光装置や有機ELディスプレイ製造装置が減少したことで産業機器その他が、大きく減収となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

また、為替レートは、米ドルは四半期累計で前期比約1円の円安となる一方、ユーロは四半期累計で約7円の円高となりました。

 

 

このような厳しい決算ではありますが、中間配当は前年と同額の80円となりました。EPS61.22円なので、この時点ではタコ配当となります。また、予想年間EPS149.54円で、前期の実績配当金160円を下回っていますが、当社はこれまで非減配を続けてきており、最近では201612月期で、EPS137.95円だったのに対して、配当金は前期と同額の150円としました。そのため、余程のことがない限り減配はないと思っています。

 

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出典:当社決算短信

 

 

短期的には減配リスクは低いと思いますし、業種の性質上、業績が変動することはやむを得ないと思いますが、当社の業績が長期的にどのように推移していくのか、注意してみていく必要があると思います。

 

 

 

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