たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

オリックス(8591)の2020年3月期第1四半期決算

オリックス8591)の20203月期第1四半期決算が729日に発表されました。結果は、営業収益は前期比▲11.1%、当社株主に帰属する四半期純利益は前期比▲13.4%と大幅な減収減益となりました。

 

f:id:tamtam0824:20190730205904p:plain

出典:当社決算短信

 

 

ROE(年換算)は9.6%と低い水準でしたが、過去5年分のROEを見ると、低めの水準ではあるものの、正常な範囲内と言える水準だと言えます。

 

f:id:tamtam0824:20190730205926p:plain

出典:当社決算ハイライト

 

 

セグメント利益を見ると、海外部門が大きく伸びているのに対して、不動産部門と法人金融サービス部門が大きく減少しています。

 

f:id:tamtam0824:20190730205948p:plain

出典:当社決算ハイライト

 

 

 

 

 

 

 

法人金融サービス部門は、営業貸付金利回りは維持しているものの、生命保険の代理店手数料収益が減少したことで、セグメント利益は前年同期比▲38億円(▲48 %)となりました。

 

f:id:tamtam0824:20190730210023p:plain

出典:当社決算ハイライト

 

 

不動産部門は、前年同期の大型売却益の影響により、セグメント利益は前年同期比▲160億円(▲78%)となりました。大京を完全子会社化して不動産部門に組み入れていますが、利益に貢献するのはまだ先のようです。

 

f:id:tamtam0824:20190730210102p:plain

出典:当社決算ハイライト

 

 

海外部門は、為替影響が▲2億円あったものの、2019年3月期の新規投資からの利益とアジアでの売却益が貢献して、セグメント利益は前年同期比+81億円(+20%)となりました。

 

f:id:tamtam0824:20190730210136p:plain

出典:当社決算ハイライト

 

 

まだ第1四半期とはいえ、厳しい決算となりましたが、この決算を受けて、翌日730日の株価は、前日比▲5.48%1,571円となりました。確かに決算の内容は残念でしたが、そこまで下がる内容にも思えませんでしたので、200株追加購入しました。そうやってどんどん傷口を広げていっているのかもしれませんが。

 

f:id:tamtam0824:20190730210201p:plain