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三菱ケミカルHD(4188)の2020年3月期第1四半期決算

三菱ケミカルHD(4188)の2020年3月期第1四半期決算が7月30日に発表されました。結果は、売上収益が前期比▲0.6%、親会社の所有者に帰属する四半期純利益が前期比▲34.9%と、減収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

当期の業績予想では第2四半期累計で売上収益は前期比+6.5%、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前期比▲33.5%ですので、売上収益は物足りないものの、利益の水準は、まあ想定の範囲内と言えそうです。

 

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出典:当社決算短信

 

 

 

 

 

 

 

セグメント別の売上収益及びコア営業利益を見ると、機能商品とケミカルズ、ヘルスケアは前期比減収減益となりましたが、産業ガスは大幅な増収増益となりました。

 

このうち産業ガスが増収増益となった要因は、前年下期に買収した欧州及び米国事業の業績を取り込んだことです。

 

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出典:当社決算説明資料

 

 

決算発表は13時30分に行われましたが、その結果、なぜか株価が上昇しました。

 

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さらに翌日の7月31日にも、日経平均が下げる中、前日比+3.89%と大きく上昇しました。

 

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内容的には、世界経済の先行き対する不透明感から需給が緩和したことなどで、前期比減収減益にはなりましたが、市場ではすでに織り込み済みで、想定内に落ち着いたことで逆に安心感から買われたのでしょうか。いつもながら、決算発表と株価の動きの関係は、僕には理解できません。