夢真HD(2362)の2019年9月期第3四半期決算が8月8日に発表されました。結果は、売上高が前期比27.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益が前期比▲7.9%と増収減益となりました。
出典:当社決算短信
四半期毎の業績を見ると、第2四半期までは営業利益、経常利益とも前期比プラスでしたが、第3四半期で営業利益が大きく減益となっています。
出典:株探
営業利益の増減分析を見ると、採用比とM&A関連費が大きな減益要因となっています。現在も技術者を積極的に増やしているため、採用コストがかかることは理解できますし、M&A関連費用も一時的なものとしてやむを得ないでしょう。
出典:当社決算説明資料
当社は売上の拡大を図る一方で、先行投資の負担が重く、なかなか利益の成長につながってきません。それが成長性に対して株価が低迷している要因なのだろうと思います。
業績予想は売上高が前期比+23.7%、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比12.8%となっていますが、第3四半期でこの数字では達成が難しそうです。
出典:当社決算短信