たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

エイリス・キャピタル(ARCC)の2019年度第2四半期決算

エイリス・キャピタル(ARCC)の2019年度第2四半期決算が7月30日に発表されました。

 

結果は、投資利益(Net investment income)は208百万ドルドルで前期比+28%、GAAPベースの四半期利益は200百万ドルで前期比▲21%となりました。

 

また、コアEPSは0.49ドルで前期比+0.10ドル(+26%)でしたが、GAAPベースのEPSは0.47ドルで前期比▲0.13ドル(▲22%)でした。

 

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出典:当社Form 8-K

 

 

また、当社の持つ債権及びインカム証券ポートフォリオの平均利回りは、簿価ベースで10.4%、時価ベースで10.5%となっています。

 

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出典:当社Form 8-K

 

 

 

 

 

 

 

 この利回りは、ハイイールド債やレバレッジド・ローン市場の利回りを大きく上回っています。

 

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出典:当社Investor Presentation August 2019

 

 

また、当社の資本調達コストは、残高ベースで4.09%となっており、負債比率は0.76倍となっています。

 

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出典:当社Investor Presentation August 2019

 

 

株価は、マーケットが混乱する中、緩やかに上昇を続けています。当社のポートフォリオの大部分は債権なので金利低下のメリットを受けることができると評価されているではないかと思われます。

 

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出典:Reutersウェブサイト

 

 

8月16日の終値が18.64ドルで、予想年間配当金が1.68ドルなので、配当金利回りは9.01%です。僕の保有銘柄の中では最大の占有率を占めていますが、配当利回りはが高い上に、これまでのところでは含み益まであるありがたい銘柄です。

 

金融緩和が進むと、クレジットリスクが過小評価される傾向にあると思いますので、今後の経済動向には注意して見ていきたいと思います。