スターアジア不動産投資法人(3468)の2019年7月期決算が9月12日に発表されました。結果は営業収益が前期比▲1.5%、当期純利益が前期比▲4.2%と、減収減益となりました。
出典:当法人決算短信
その結果、当期の分配金は前期比▲2.6%の3,625円となりました。
出典:当法人決算短信
営業収益の減少の要因は不動産等売却益の減少です。また、営業費用の増加の主な要因は、賃貸事業費用の増加です。
出典:当法人短信
2020年1月期の運用状況の予想は、営業収益が当期比▲15.5%、当期純利益が当期比▲26.6%と大幅な減収減益となり、分配金も2,770円に減少します。2020年7月期についても、分配金は同額の予想となっています。
出典:当法人決算短信
9月12日の終値が112,800円、今後1年間の予想分配金が5,540円なので、予想分配金利回りは4.91%となります。
2020年1月期の分配金はこれまでの予想通りではありますが、物足りない水準ではあります。さくら総合リートの買収合戦では勝利を収めましたので、今後の成長に期待したいところです。