たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

IBMの2019年第3四半期決算

IBMの2019年第3四半期決算が10月16日に発表されました。継続事業からのGAAPベースのEPSが1.87ドルで前期比36%のダウン、非GAAPベースの調整後EPSが2.68ドルで前期比22%のダウンと厳しい結果となりました。

 

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出典:当社決算リリース

 

 

その他のポイントは、次の通りです。

  • 12カ月の営業キャッシュフローは154億ドル、フリーキャッシュフローは123億ドル
  • 第2四半期末から負債は67億ドル減少
  • 売上高は180億ドルで9%の減少(事業売却と為替の影響を除くと0.6%の減少)
  • レッドハットの売上高は19%の増加(為替の影響を除くと20%の増加)
  • クラウド&コグニティブ・ソフトウェアとグローバルビジネス事業の売上高は6%の増加(為替の影響を除くと8%の増加)
  • 第3四半期のクラウド事業の売上高は50億ドルで11%の増加(為替の永久を除くと14%の増加)

 

2019年の年間見通しは、GAAPベースのEPSが10.58ドル以上で、継続事業からの非GAAPベースのEPSが12.80ドル以上、フリーキャッシュフローは約120億ドルです。この水準はレッドハット買収後に発表された見通しと同水準です。

 

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出典:2019年8月2日付“IBM Investor Briefing 2019”

 

 

 

 

 

 

 

売上高が前年同期比で減少しましたが、その内訳は次の通りです。

 

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出典:2019年10月16日付”IBM 3Q 2019 Earnings”

 

成長が期待できるクラウドビジネスの売上は伸びていますが、グローバル・テクノロジー・サービスとシステム事業の売上が減少しています。

 

 

今回発表された決算がアナリスト予想を下回った結果、株価は大きく下げました。

 

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出典:Reutersウェブサイト

 

 

予想年間配当金が1.68ドル、10月18日の終値が134.09ドルなので、配当利回りは4.54%です。僕はアナリスト予想をあまり気にしていませんので、この決算の内容で株価が下がれば買い増しのチャンスだと思っています。