たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

改めて僕の投資スタイルについて

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株式投資には様々な投資スタイルがあります。

 

短期と長期、テクニカルとファンダメンタルズ、順張りと逆張り、成長株とバリュー株などの切り口で整理していくと、自分が目指すスタイルのポジショニングが分かりやすいのではないかと思います。

 

陸上競技でも100m走とマラソンが得意な人が違うように、株式投資でも人によって合うスタイルが違うと思います。

 

僕はいろんな投資手法を試してみましたが、その結果たどり着いたのが高配当株投資です。

 

 

 

消去法でたどり着いた高配当株投資

 

雑誌やネットの記事を読むと、短期売買をくり返して大きな資産を築いた凄腕投資家に憧れてしまいますが、僕はちょっとした値動きで熱くなったり動揺したりしてしまいますし、情報に対する反応スピードも遅く、瞬発力やメンタルの強さでとてもマネができないことがわかりましたので、短期売買については諦めました。

 

長期売買となると、基本的にはファンダメンタルズ分析がベースとなりますが、その世界でも、数年間保有して10倍株をいくつも当てる凄腕投資家が存在します。そうした投資家の書いた本を読んで、銘柄選定のコツを学ぼうとしてみましたが、これもうまくいきませんでした。スクリーニングの後の最後の絞り込みでのセンスと、成果が出るまで我慢する忍耐力が足りなかったのだと思います。

 

こうして試行錯誤をした結果、短期であっても長期であっても大きなキャピタルゲインを狙う投資には向いていないとあきらめ、インカムゲインを重視する投資手法に傾いていきました。

 

インカムゲインは株価に関係なく得られる収益ですし、株式市場に上場されている商品には純粋な株式以外にも債券ETFREIT、インフラファンドなどもあります。こうした商品を組み合わせると、配当利回りだけで5%を超える(税込みベース)ことが可能となります。

 

株価はサイクルだという考え方を前提に考えれば、一時的に株価が下がったとしても、配当だけでそこそこの収益が得られるため、じっと我慢して次の株価上昇まで待つことができます。

 

ただし、世界経済の悪化→企業の業績悪化→減配となると、業績悪化と減配ショックで株価が暴落するリスクがありますので、インカムゲインを重視するのであれば、分散投資が必要だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

高配当株投資のメリット・デメリット

 

高配当株投資のメリットは、

 

①安定的な配当収入が得られること

②通常の株価下落の場合、成長株と比べると相対的に下落幅が小さいこと

③これら①②のメリットから、メンタルへの負荷が小さいこと

 

といったことが考えられます。

 

 

一方、高配当株投資のデメリットは、

 

①配当収入にかかる税金の支払いがあるため、投資効率が悪い

②一般的に高配当株の成長率が低い

③投資元本がある程度大きくないとメリットを感じにくい

 

といったことが考えられます。

 

 

 

最後は自分の強みを活かすことが大切

 

株式投資に対して一獲千金を期待するのであれば、高配当株投資はまどろっこしく感じるでしょう。一発当てて人生を変えたいということであれば、短期トレードしか方法はないと思います。

 

僕は自分の失敗を振り返って、自分の弱点を嫌というほど思い知らされました。ただ、自分のダメなところを反省するだけでなく、自分の強みは何かということも考えました。

 

サラリーマンで一定の所得がある場合、節約することで継続的にニューマネーを投下し続けることができますし、景気の大きな波を捉えることができれば、サラリーマンとしての信用力を使って、ローンによる不動産投資で大きく運用資産を増やすこともできます。

 

僕の場合、幸い本業で多少不動産に関わっていましたので、ほぼフルローンで投資目的の区分所有マンションを購入し、利益を出して出口を迎えることができました。

 

自分にないものを考えて悲観するのではなく、あるものをどう活かすかを考えることが大切だと思います。