キヤノン(7751)の2019年12月期第3四半期決算が発表されました。結果は、売上高が前期比▲8.8%、四半期純利益が前期比▲49.0%と減収減益となりました。
出典:当社決算短信
第3四半期のみの決算では、売上高が前期比▲6.2%、四半期純利益が▲42.7%と若干減少幅が縮小しています。
出典:株探
この結果、連結業績予想を下方修正しています。
出典:当社決算短信
セグメント別の売上高を見ると、メディカルシステムが前年を超えたものの、デジタルカメラやインクジェットプリンターなどのイメージングシステムと半導体露光装置や有機ELディスプレイ製造装置などの産業機器その他が大きく前年を割っています。
出典:当社決算短信
予想EPSは130.85円、中間配当金は80円で、期末配当金の予想は開示されていませんが、年間配当金が昨年と同額の160円だとタコ配当になってしまいます。
出典:当社決算短信
決算発表の度に業績予想は下方修正をしていますが、第2四半期と状況は大きく変わっていませんので、特段驚きはありません。
減配は多少心配ではありますが、2016年12月期もタコ配当をしていますので、おそらく大丈夫だろうと思っています。