オリックス（8591）の2020年3月期第2四半期決算が10月28日に発表されました。結果は、営業収益が前期比▲11.8%、四半期純利益が前期比+2.6%と減収増益となりました。
出典：当社決算短信
この結果を受けて、第1四半期では非開示だった業績予想は、当期純利益を前期比▲7.3%としています。
出典：当社決算短信
また、期末配当を41円とし、年間配当金を前期と同額の76円としています。中間配当が前期比＋5円の35円としていたので、年間でも増配を期待していましただけに残念です。
出典：当社決算短信
セグメント利益では、不動産、事業投資、海外が増益、法人金融サービス、メンテナンスリース、リテールが減益となっています。
出典：当社決算ハイライト
増配とならなかったことは残念でしたが、決算発表と同時に発表された自社株買いは、7,000万株、1,000億円を上限とし、発行済株式総数の5%に相当する自己株式を消却するという内容で、その規模から本日の株価は、前日比+4.0%と大きく上昇しました。
