エネクス・インフラ投資法人(9286)の2019年11月期決算が1月10日に発表されました。当法人は12カ月決算ですが、上場が昨年2月でしたので、今回が上場後初めての決算となります。
結果は、EPSが4,198円、分配金が5,980円(うち利益超過分配金が2,730円)でした。
出典:当法人決算短信
2019年7月12日に発表された2019年11月期中間決算短信によれば、予想分配金が5,953円(うち利益超過分配金2,730円)でしたので、ほぼ予想通りの着地となりました。
2020年11月期の予想は、営業収益が当期比∔24.9%、当期純利益が当期比▲30.4%、利益超過分配金を含む予想分配金は6,000円となっています。
出典:当法人決算短信
分配金は増額されるものの、実質的な利益は減少する予想です。詳細は決算説明資料で説明があると思いますが、おそらく初年度は取得した物件にかかる固定資産税等が取得価格に含まれ、2年目以降は営業費用となることの影響が大きいのだろうと思います。
インフラファンドについては、異常気象による日照不足も心配されますが、まずは無難な決算と今期の業績予想が出てほっとしています。