インヴィンシブル投資法人(8963)のポートフォリオ運用実績(2019年12月)が本日後方されました。普段はあまり気にしていないのですが、昨日16口追加購入してしまったので、見てみたところ、ちょっとショッキングな数字でした。
まず国内ホテル71物件について、12月の売上高が前年同月比▲6.1%(前月は▲1.7%)で、前月より減収率が大きくなっていました。
出典:当社2020年1月24日付リリース
こうした国内ホテルの減収が足を引っ張り、ポートフォリオNOIは、前年同月比▲17.2%(前月は▲7.8%)、2019年12月期累計で前年同期比▲7.6%(前月は▲6.0%)と前月より減益幅が広がりました。
出典:当社2020年1月24日付リリース
このように、これまで国内ホテルは売上高やNOIが前年を下回る水準で推移していたものの、そこまで大きな落ち込みではなく、他のホテルと比べて当法人のポートフォリオは健闘していると思っていましたが、12月で大きく崩れてしまいました。
ここ数日の大きな株価の下げは、この12月の運用結果を示唆していたのかもしれません。結果的には追加購入は早過ぎたと言えそうです。
この結果を受けて2019年12月期の分配金がどうなるかが気になります。ここまでの落ち込みを予想していなかったとすると、分配金は下方修正となりますが、果たしてどうでしょうか?
とは言え、長期的にはまだまだインバウンド需要は増えると思っていますので、適度に安くなったところで買い増すことができたのは良かったと自分に言い聞かせています。