たむたむの配当金生活への道

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キヤノン(7751)の2019年12月期決算

キヤノン7751)の201912月期決算が本日(1/29)発表されました。結果は、売上高が前期比▲9.1%、当社株主に帰属する当期純利益は▲50.5%と、大幅な減収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

かなり厳しい結果となりましたが、着地は第3四半期の決算発表での業績予想をも下回るものでした。

 

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出典:当社2019年12月期第3四半期決算短信

 

 

期末配当金は予想通り80円となり、年間配当金は160円でしたが、EPSが116.93円ですので連結ベースでタコ配当です。

 

 

 

 

 

 

 

202012月期の業績予想は、売上高が当期比+3.0%、当社株主に帰属する当期純利益が当期比+27.9%と増収増益となるものの、EPS150.40円にとどまります。

 

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出典:当社決算短信

 

配当予想は未定としていますが、当期と同水準だとすると2期連続でタコ配当になってしまいます。

 

 

201912月期のセグメント別の業績は、期待のメディカルシステムはパッとせず、イメージングシステムや産業機器その他は悲惨な状況です。

 

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出典:当社決算説明会資料

 

 

2019年12月期は、四半期毎に業績予想の下方修正を繰り返し、信頼を失ってきましたが、果たして2020年12月期は、名誉挽回できるでしょうか?

 

第1四半期の結果と2020年12月期の配当予想が出てくるまでは安心できませんが、何とか年間配当金160円を維持してくれることを期待したいと思います。