三菱ケミカルHD(4188)の2020年3月期第3四半期決算が本日(2月6日)に発表されました。結果は、売上収益が前期比▲4.9%、親会社の株主に帰属する四半期純利益が前期比▲54.0%と減収減益となりました。
出典:当社決算短信
さらにこの結果を受けて、業績予想が下方修正されました。
出典:当社2月6日付リリース
決算発表が13時30分に発表され、株価が急落しました。13時30分までは良い感じで上がっていたので、終値を見て驚きましたが、決算の内容を見て納得でした。
これだけの下方修正でしたが、配当金については現時点では下方修正していません。
セグメント別では産業ガス部門を除いて全てコア営業利益が減益となっています。特にケミカルズ部門の減益幅が大きくなっています。
出典:当社決算説明資料
ケミカル部門のセグメント内訳別業績概要について、当社の説明では次のようになっています。
出典:当社決算説明資料
事業の性質上市況の影響を強く受けるのはやむを得ないとは思いますが、元々ボラティリティの高い事業で当社は配当政策をどのように考えていくのか注目していきたいと思います。