たむたむの配当金生活への道

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日本たばこ産業(2914)の2019年12月期決算

日本たばこ産業(2914)の2019年12月期決算が2月6日に発表されました。結果は、売上収益が前期比▲1.3%、親会社の所有者に帰属する当期利益が前期比▲9.7%と、減収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

なお、為替一定ベース調整後営業利益は前期比+0.9%と微増しており、実態としては営業成績に問題はないと言えます。

 

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出典:当社決算短信

 

 

当社の場合、国内のたばこ市場が縮小していく中で、新興国でのシェア拡大をしてきましたが、新興国通貨がドルに対して大幅に安くなっているため、財務上の数字はどうしても悪く出てしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

2020年12月期の業績予想は売上収益が当期比+0.2%、親会社の所有者に帰属する当期利益は当期比▲12.4%と、減収予想となっています。

 

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出典:当社決算短信

 

 

さらに、為替一定ベースの調整後営業利益の予想は当期と横這いとなっています。

 

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出典:当社決算短信

 

 

また、年々配当性向が高まってきているので今後配当金がどうなるか、若干の不安はありましたが、2020年12月期も当期と同額の年間154円を予想しています。

 

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出典:当社決算短信

 

 

当社の業績は、短期的には為替の影響を強く受けますが、当社は中長期的にわたる為替一定ベースの調整後営業利益の指標として重視していますので、表面的な数字で一喜一憂すべきではないと思います。