たむたむの配当金生活への道

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インヴィンシブル投資法人(8963)の2019年12月期決算

インヴィンシブル投資法人8963)の201912月期決算が214日に発表されました。結果は営業収益が前期比▲32.0%当期純利益が前期比▲45.2%と大幅な減収減益となりました。

 

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出典:当法人決算短信

 

 

また、分配金は前期比+69円、前年同期比+93円の1,725円でした。

 

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出典:当法人決算短信

 

 

前期は「ロイヤルパークスタワー南千住」及び「スペーシア恵比寿」の譲渡益があったものの、次期以降の分配金水準の安定化に向けて当期純利益の半分以上を内部留保していました。

 

そのため、当期は前期比大幅な減収減益でしたが、当期は増配となりました。

 

 

 

 

 

 

 

20206月期及び202012月期の運用状況は、減収減益が続くと予想していますが、分配金については、20206月期は増配を予想しています。

 

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出典:当法人決算短信

 

ただし、この予想には新型コロナウィルスによる肺炎の影響は織り込まれていないようです。

 

 

当法人の収益構成を見ると、ホテルの変動賃料による収益の割合が32.1%となっています。新型コロナウィルスの影響が広がりを見せ、イベント等の自粛が続けば、ホテルの経営に大きな影響が出てくると思われますが、固定賃料や変動賃料の最低保証分が契約通りに払われるのであれば、当法人の利益はホテルの経営程悪くはならないでしょう。

 

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出典:当法人決算説明資料

 

 

また、当法人は中期的な分配金の見通しについて、内部流を活用して年間分配金3,400円を下限目標とするとしています。

 

そうすると、20206月期は業績が厳しくなったとしても、大幅な減配は避けられるのではないかという楽観的な見方もできます。

 

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出典:当法人決算説明資料

 

 

予想分配金が維持されるとすれば、227日の終値46,950円なので、分配金利回りが7.37%です。一度保有口数を減らしましたが、そこからさらに株価が下落しましたので、改めて買い増すことも検討したいと思います。