たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

保有銘柄の株価の動きを振り返る

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日本でもアメリカでもマーケットでは楽観ムードが漂い、株価の水準はコロナショック前に戻りつつありますが、どうも私のポートフォリオのパフォーマンスが悪いので、主な保有銘柄の株価の動きを点検してみました。

 

日本株のパフォーマンス

日経平均及び主な保有銘柄の、コロナ問題が顕在化する前の131日(この記事では便宜的に「コロナ前」と呼びます)と日経平均が最安値を付けた319日、そして本日の株価を比較すると、次のようになります。

日経平均はすでにコロナ前の92.3%の水準まで回復しています。一方、日本株の中ではキヤノン7751)や三井住友FG8316)が大きく出遅れています。またソフトバンク9434)はコロナショック時にはほとんど株価が下がりませんでしたが、直近では親会社による保有株式の売却の影響で株価を下げています。

ここで挙げた銘柄のうち武田薬品工業4502)以外は、コロナ前と本日時点の株価を比較すると日経平均をアンダーパフォームしています。こうした点から高配当株が一部で不人気な理由なのでしょう。

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J-REIT・インフラファンドのパフォーマンス

私が保有しているJ-REITの銘柄はいずれも319日にかけて暴落しました。特に319日にはいくつもの銘柄がストップ安を付け、パニック状態でした。コロナ前と比べて、インヴィンシブル(8963)は65%の下落となり、他の銘柄でも多くは半値以下になりました。保有銘柄以外でも、ホテル特化や商業特化REITの下落率が特に大きかったようですが、総合型でも投資法人みらい(3476)はポートフォリオの中に2割程度のホテルを組み込んでいることもあり、同様に大きく下げました。

319日の株価からの回復率はそれなりに高いものの、それまでに大きく下げていたため、コロナ前と比べて50%70%台半ばの水準にまでしか回復していません。

一方、インフラファンドのカナディアン・ソーラーの株価は安定しています。319日でもコロナ前と比べて16%程度の下落にとどまり、現在は96.4%とほぼコロナ前の水準まで回復しています。

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米国株のパフォーマンス

米国株については、S&P500が最安値を付けた323日とコロナ前を比較すると、S&P50032%のマイナスでしたが、私の主力株であるエイリスキャピタル(ARCC)は60%近い暴落となり、エクソンモービルXOM)も原油価格安の影響で約50%の下落となりました。

コロナ前と直近株価との比較ではアッヴィ(ABBV)やクラフト・ハインツKHC)は既に株価がコロナ前の水準を超えているのに対してその他の銘柄はS&P500を多きくアンダーパフォームしています。これはS&P500を牽引しているのがGAFAMで、そうしたIT関連銘柄がポートフォリオにないと大きくアンダーパフォームしてしまいます。

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むすび

私のポートフォリオの足を持っても引っ張っているのがJ-REITだということがはっきりしました。319日の底値から見ると大きく回復してきた印象はありますが、まだコロナ前の株価とは大きな差があります。

また、他のカテゴリもGAFAMなどと比べるとかなり見劣りがして取り残されたような感じがしますが、そこは焦らず配当金をもらいながら待ちたいと思います。

 

なお、この記事はあくまで僕の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。