たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

保有米国個別株の2020年2Q決算の概要

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決算発表からすでに時間が経過しているため、既に株価には反映されているはずですので、今更ではありますが、頭の整理のために私が現在保有している米国個別株の2020年2Q決算の概要をまとめました。

 

 

エイリスキャピタル(発表日8月4日)

調整後EPS 0.39ドル(前期0.49ドル、▲20.4%)>コンセンサス0.38ドル

GAAP ESP 0.65ドル(前期0.47ドル、+38.3%)

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出典:当社リリース資料

 

1Qはポートフォリオの評価損が大きく、GAAPベースでは大幅な赤字を計上しましたが、2Qは市場が落ち着いたことで評価益が発生し、黒字化しました。

調整後EPSは前期比大きく減少しましたが、コンセンサスは上回っています。

配当金は0.40ドルで、8月7日の株価が14.87ドルなので、配当利回り10.76%です。

 

 

IBM(発表日7月20日

調整後 EPS 2.18ドル(前期3.17、▲31%)>コンセンサス2.07ドル

GAAP EPS 1.52ドル(前期2.81ドル、▲46%)

売上高 18,123百万ドル(前期19,161百万ドル、▲5.4%)

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出典:当社リリース資料

 

クラウドビジネスの売上高は30%伸びたものの、全体では減収減益でした。ただ、調整後EPSはコンセンサスを上回っています。

配当金は前四半期から増配され、1ドル当たり1.63ドルで、8月7日の株価が124.96ドルなので、配当利回り5.22%です。

 

 

 

 

クラフト・ハインツ(発表日7月30日)

調整後EPS 0.80ドル(前期0.78ドル、+2.6%)>コンセンサス0.65ドル

GAAP EPS ▲0.35ドル(前期0.37ドル、▲464.9%)

売上高 6,648百万ドル(前期6,406ドル、+3.8%)

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出典:当社リリース資料

 

売店での需要が伸びたおかげで売上高は伸びましたが、のれん(goodwill)と無形資産(intangible assets)の減損損失をそれぞれ18億ドル、11億ドル計上したため、赤字になりました。

また、調整後EPSはコンセンサスを大きく上回りました。

配当金は0.40ドルで、8月7日の株価が35.41ドルなので、配当利回り4.52%です。

 

 

アルトリア・グループ(発表日7月28日)

調整後EPS 1.09ドル(前期1.08ドル、+0.9%)>コンセンサス1.06ドル

GAAP EPS 1.04ドル(前期1.07ドル、▲2.8%)

売上高 6,367百万ドル(前期6,619百万ドル、▲3.8%)

配当金 0.86ドル(2.4%増配)

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出典:当社リリース資料

                         

コロナの影響は限定的で、当四半期はわずかながら減収減益となりましたが、四半期配当金を従来の0.84ドルから0.86ドルに増配しました。

また、調整後EPSはコンセンサスを上回りました。

8月7日の株価は42.17ドルなので、配当利回り8.16%です。

 

 

 

 

AT&T(発表日7月23日)

調整後EPS 0.83ドル(前期0.89ドル、▲6.7%)>コンセンサス0.79ドル

GAAP EPS 0.17ドル(前期0.51ドル、▲66.7%)

売上高 40,950百万ドル(前期44,957百万ドル、▲8.9%)

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出典:当社リリース資料

 

当社の説明によれば、コロナの影響による売上減は2,810百万ドルとしています。

また、Vrioののれんの減損損失の計上やコロナの影響で大幅な減益となっています。

ただし、調整後EPSはコンセンサスを上回りました。

配当金は0.52ドルで、8月7日の株価が30.02ドルなので、配当利回り6.93%です。

 

 

エクソンモービル(発表日7月31日)

調整後EPS ▲0.70ドル(前期0.61ドル、▲215%)<コンセンサス▲0.61ドル

GAAP EPS ▲0.26ドル(前期0.73ドル、▲136%)

四半期利益 ▲1,080百万ドル(前期3,130百万ドル、▲135%)

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出典:当社リリース資料

 

原油価格安と需要減によって厳しい決算となりました。四半期損失は第1四半期の610珀万ドルから1,080珀万ドルに拡大しています。

そのため、当社は投資や支出を削減し、キャッシュフローの改善を前倒しで進めています。

このような厳しい経営環境の中でも配当金は0.87ドルを維持しました。8月7日の株価が43.44ドルなので、配当利回り8.01%です。

 

 

 

 

むすび

保有している米国個別株6銘柄はいずれも高配当株ですが、今回の決算では減配を避けることができました。特にアルトリア・グループが増配を発表したことを、エクソンモービルが配当を維持したことは嬉しいニュースでした。

また、6銘柄中5銘柄で調整後EPSがコンセンサスを上回りました。コロナの影響はまだまだ続くとは思いますが、とりあえず今回の四半期決算を無事乗り切って安心しました。

 

なお、この記事はあくまで僕の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。