たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

私の米国株投資に対するスタンス

f:id:tamtam0824:20200906100705j:plain

 

投資方針の変化

私は、日本株、米国株に限らず、このブログを始めた3年半くらい前からはもっぱら高配当株投資をしてきて、資産の時価評価額以上に配当収入の増加を目指してきました。

 

ところが、3月のコロナショックで株価が暴落した後、高配当株の株価の回復の遅さにうんざりしたことや、本業がコロナの影響をモロに受けて、給与収入が大幅に減ることになったため、当面証券口座に追加的な入金をすることができなくなったことを受けて、インカムゲイン重視からよりキャピタルゲイン重視へと少しずつシフトしてきました。

 

米国株については、市場全体が長期で見れば右肩上がりですし、低コストで良質なETFがたくさんあります。一方、個別銘柄の中には爆発的な成長をしているものもありますし、最近では個人投資家で有益な情報を発信される方が増えましたので、以前と比べれば個別銘柄に対するハードルは低くなったと感じます。

 

グロース株投資をするのであれば、やはり個別銘柄は魅力的ですが、技術のトレンドを理解し、英文の資料を読み込むのはなかなか大変ですし、仮にできたとしても、頭だけの理解で、肌感覚でどのような企業なのかを理解することは難しく、何より激しい値動きにリアルタイムに対応することが難しいことから、個別銘柄で勝負することはやめようと決めました。その結果、米国株で現在保有している個別銘柄はインカム目的のARCCのみです。

 

 

 

 

現在の米国株ポートフォリオ

現在の米国株ポートフォリオを目的別に分類すると次のようになります。

 

【インカム】

ARCC 7,600株

配当利回り10%を超える、最大規模のBDCです。クレジット市場で信用不安が高まると株価は暴落しますが、配当金は安定していますので株価の変動はあまり気にしていません。

 

【グロース】

QQQ 245口

VUG 200口

いずれもグロール株ETFとして代表的な銘柄です。QQQの方がハイテク銘柄の割合が高いので、直近のパフォーマンスは良いです。アフターコロナでの景気回復の本格化を見据えると、相対的にハイテク銘柄の割合の低いVUGも魅力的に感じています。

 

【ディフェンシブ】

VIG 430口

連続増配銘柄で構成されていますので、財務が健全で業績が伸びている企業に分散して投資することが出来ます。アフターコロナでの株価の上昇を期待しています。

 

以上が私の米国株ポートフォリオのコアとなる部分です。その他に短期目線でTECLを10口保有しています。マーケットの状況を見ながら少しずつ増やしていこうと思っています。

 

 

 

 

構成銘柄の重複

QQQ、VUG、VIGの構成銘柄がどれだけ重複しているのか調べてみました。QQQはナスダックに限定されているとはいえ、103銘柄中72銘柄がVUGにも含まれています。一方、VIGは無配のテック企業は含まれませんが、連続増配できるだけ業績が伸びている企業で構成されているため、VUGとの重複は55銘柄あります。なお、これら3つのETFの全てに含まれている銘柄が13あるうち、最大のものはマイクロソフトです。

f:id:tamtam0824:20200906100819j:plain

 

 

 

 

むすび

米国株ポートフォリオの約95%は、インカムを配当利回り10%超のARCCで得て、米国市場の長期的な成長をグロース系のQQQ、VUGと増配株のVIGで享受する方針に固めました。残りの約5%については当面TECLを少しずつ買っていこうと思っています。

 

こうして米国株投資の負荷を減らすことで、日本株にもっと時間を割き、よりアクティブな運用を目指したいと考えています。

 

なお、この記事はあくまで僕の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。

 

 

 私が最も好きな投資本です。