たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

米国株はモヤモヤした状況が続きますね

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昨日の米国市場は主要指数がそろって上昇したものの、モヤモヤした感じは消えず、インフレによる利上げの前倒しや企業業績の悪化を懸念する声も聞こえてきます。

 

昨年3月のコロナ暴落後、これまで何度も小さな調整を経験しながらも、結果的には右肩上がりに上昇してきた易しい市場環境でしたので、指数が直近高値を1カ月以上も上回らない状況が続くと不安になってくるものもやむを得ないでしょう。

 

S&P500とNASDAQ指数の直近高値と昨日の終値を比較すると次のようになっています。

 

S&P500 直近高値 4,545.85(2021/9/2) 前日終値 4,363.80 ▲4.0%

NASDAQ 直近高値 15,403.44(2021/9/7) 前日終値 14,571.64 ▲5.4%

 

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チャートを見ると、右肩上がりからトレンド転換しそうに見えて不安になりますが、冷静に数字を見ればS&P500もNASDAQ指数も高値からの下げ幅は大したことないですよね。より長い期間のチャートを見れば、また見え方が変わってくるでしょう。

 

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TwitterYoutubeなどではレバナスやレバETFを揶揄する声も散見されましたが、大したマイナスではありませんし、適切なリスク管理をしていれば致命傷を負うことはありませんので、気にする必要はないでしょう。

 

中国恒大問題をはじめとするチャイナリスクや債務上限問題、インフレ、テーパリングなど、不安材料は盛りだくさんですが、個人的には米国株が右肩上がりで上昇していくという前提を揺るがすようなものではないと思っています。

 

そのため、市場にもっと悲観ムードが漂い株価が大きく下げれば買い増そうと思っていましたが、意外と大きく下げず、しかも円安が進んでいるため、なかなか追加で買うことができません。

 

日々株価を見ていて下げが続くと、これが終わりの始まりではないかと思って不安になりがちですが、長期投資でかつインデックスへの投資をメインに考えているのであれば、Youtuberのネタとしての煽りなど気にせず、時には株価を忘れて他のことに集中した方が、よほど人生が豊かになると思います。

 

とは言え、人間そう簡単に割り切れるものではありませんが。

 

 

なお、この記事はあくまで私の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。