ポートフォリオの概要
日本株のうち信用部分を年末までに決済したため、日本株のウエイトがやや下がりました。また、SPXLの約1割を売却したため、キャッシュ比率が上昇しました。
保有銘柄の状況
【日本株】
2127 日本M&Aセンター 300株
3479 TKP 1,000株
3697 SHIFT 200株
6095 メドピア 300
9984 ソフトバンクG 1,000株
【米国株】
<S&P500>
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 163,889口
SPXL DirecxonデイリーS&P500ブル3倍ETF 1,355口
<NASDAQ100>
QQQ インベスコQQQ 183口
2568 上場インデックス米国株(NASDAQ100)
iFreeレバレッジNASDAQ100 2,545,694口
【積立NISA】
eMAXIS Slim全世界株式 269,836口
今年の展望
2021年は米国株指数が爆上げで、インデックスだけで十分な投資成果を得ることができた易しい相場環境でした。
今年は、コロナについては依然として不透明感はあるものの、経済への影響という観点からはいずれは終わる話だと考えられますが、テーパリング終了からの利上げへと金融政策が大きく転換され、こちらの方は株価にネガティブに効いてきそうきそうです。したがって、株価を構成するEPSとPERのうち、アフターコロナでEPSの増加はこれからも期待できたとしても、金利の上昇からPERは平時の水準に収束していくだろうと予想されます。コロナショック後はEPSの増加とPERの上昇の相乗効果で株価が大きく上昇してきたことを考えると、今年の株価はなかなか微妙な展開になりそうです。
こうしたシナリオを前提としたときに、現在のポートフォリオでは、ややリスクを取りすぎかなと考えています。指数でも10%や15%くらいの調整は珍しくありませんし、SPXLだと値動きは3倍になるので、一時的には30%から50%程度の下落も覚悟しておく必要があります。いずれ回復すると信じたとしても、それだけのドローダウンを許容できるかと考えると、それはちょっと辛いかなと考えるようになりました。そこで、SPXLをもう少し減らして、その分をVOOに振り替えようと考えています。そうすれば、株価下落時ポートフォリオ全体へのマイナスの影響を今より減らすことができますし、SPXLが大きく下落したときにはVOOからSPXLに振り替えて反転に備えることも可能となります。あとは毎月入金してS&P500連動の投信をコツコツ買っていきます。
また、今年は意識を米国株に集中させるため、日本株については信用取引を封印し、余程のことがない限り今のポートフォリオを維持したいと思います。
なお、この記事はあくまで私の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。