たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

今年は米国株も厳しいですね

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今年に入って米国株も厳しい状況が続いています。コロナ対策としての金融緩和は収束に向かい、これから正常化していくわけですが、じゃぶじゃぶのキャッシュとゼロ金利に慣れたマーケットは、これから始まる利上げやFRBのBS縮小に対して神経質になっているようです。

 

昨年も小さな調整は何度もありましたが、その度に主要指数は復活して高値を更新してきたので安心感がありましたが、今年はそのような易しい相場が終わってしまったのではないかと不安になります。

 

S&P500とNASDAQのチャートを見ると、S&P500についてはまだ右肩上がりの押し目のように見えますが、NASDAQの方は直近高値が11月22日で、それ以降下値を切り下げているような感じなので、トレンドが転換したようにも見えます。

 

【S&P500 6カ月チャート】

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NASDAQ指数】

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このような状況ですから、マイポートフォリオの主力を占めるSPXLは昨年末比▲11.5%、直近高値からは▲14.3%と大きく下げています。S&P500の3倍の値動きを日々するわけですから、当然このような結果になります。

 

大きく下げると気持ちが凹んだり不安になったりしがちですが、そのようなとき、私は下のグラフを見ています。これはSPXLの直近高値からの下落率をグラフにしたものですが、これを見ると、30%程度のドローダウンはよくあることであり、時には50%、80%というドローダウンを経験しながらも回復して高値を更新してきたことがよくわかります。

 

大きく下げるとレバがかかっている分、元指数より回復に時間を要しますが、それでも米国市場が右肩上がりであれば心配する必要はなく、一時的には精神的に苦しくても、その時こそがむしろ買い増しのチャンスだと言えます。

 

【SPXL 直近高値からの下落率】

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ただし、資産形成を終えて取り崩していく段階を迎えたときに80%も下げるようなことになればそれこそ悲惨なことになりますので、残り時間を考えながらリスク量を減らしていく必要はあると思っています。

 

なお、この記事はあくまで私の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。