たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

日本株は長期投資に向いているのか?

試行錯誤の結果、僕のメインの投資方針は高配当株投資ですので、ポートフォリオの時価評価よりは予想配当収入を重視していますが、それでも株価が上がってくると、売りたい衝動に駆られています。まるで高所恐怖症のような症状で、例えば日経平均2万円を超える状況が続くと、そろそろ天井なのではと思って足がすくんでしまいます。

 

高配当株投資であれば銘柄を分散してリスクを軽減しながら配当収入を最大化することに集中すればよいのですが、株価の水準に囚われて余計なことを考えてしまうのはなぜかと自問自答してみました。突き詰めれば、僕は日本株というものを信じていないということになるのかもしれません。

 

よく米国株投資ではS&P500に連動したETFを買うだけで良いと言われますが、それは株価が長期的には右肩上がりなので、コツコツ積み立てていけば、いずれ大きな資産になるという信頼感があるからだと思います。一方、日本株はというと、個別銘柄はともかく、指数を見れば、バブル崩壊後は大きな意味で、ボックス圏を上下しているだけで、成長しているとは言えません。だからこそ、安い時に買って、高い時に売らないと損するような気がしてしまうのです。

 

ここで19681月からのTOPIXのチャートを掲載します。これだけを見ると、長期的な上昇が期待できないばかりか、そろそろ高値圏にあって売り時ではないかと思ってしまいます。だからこそ、パフォーマンスを上げるためには銘柄選択が重要となってくるのですが、右肩上がりの市場とボックス圏の市場とでは銘柄選択の難易度も違ってきます。こういった事情があるため、最近日本でも米国株投資が人気なのでしょう。

f:id:tamtam0824:20170706221306g:plain

 

僕もポートフォリオの中に米国株を入れようとしたことがありましたが、情報のアクセスの限界(僕の英語力の問題も含めてですが)や税制が面倒だったこともあり、挫折してしまいました。ただ、非常にレベルの高いブログもありますので、少し勉強していこうかと思っています。

 

最後に、この記事のタイトルに対する僕の結論ですが、投資した後は長期間放置するという意味での長期投資には向いていないと考えます。指数への投資ではなく銘柄選択をしっかりして、業績推移にも注意していかなければ、長期投資でなかなか報われないでしょう。