たむたむの配当金生活への道

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FPG(7148)の2019年9月期第2四半期決算

FPG(7148)の2019年9月期第2四半期決算が発表されました。結果は、売上高は前期比+2.0%、四半期純利益は前期比▲9.7%と増収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信(2019年9月期第2四半期)

 

 

 

 

 

 

微妙な決算でしたが、これはあくまで累計で、第2四半期のみを見ると、前期比増収増益となっています。第1四半期が悪かった分を少し挽回していると言えそうです。

 

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出典:株探

 

 

当社の売り上げの源泉となるリースのアレンジメントは好調に推移していて、通期予想を4,200億円から4,500億円に上方修正しています。

 

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出典:当社決算説明資料(2019年9月期第2四半期)

 

 

リースアレンジメントの組成が順調に進んでいる一方で、出資金の販売額は第1四半期のブレーキの影響が大きく、組成のペースに比べて遅れているように見えます。

 

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出典:当社決算説明資料(2019年9月期第2四半期)

 

 

その結果、在庫が大きく増加しています。この点については大きく評価が分かれるところだと思います。今後の売上拡大のための先行投資と考えるか、在庫が積みあがって近いうちに資金繰りが苦しくなるのか、現時点では判断はできません。

 

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出典:当社決算説明資料(2019年9月期第2四半期)

 

 

在庫増加のファイナンスをBSから見ると、短期借入金やコマーシャル・ペーパーといった短期資金で賄っていることが分かります。在庫のためのファイナンスなので当然と言えば当然ですが、販売が思うように進まないと資金的に苦しくなるリスクはあります。

 

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出典:当社決算短信(2019年9月期第2四半期)

 

 

株価は低迷を続けています。第1四半期の決算で大きく下げたほか、ボーイング737MAXの墜落を機にさらに下げたまま、低迷を続けています。

 

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今回の決算を受けて、この先の業績や財務状態に対するリスクはあると思いますが、第2四半期で売上が伸びていることから、僕は会社側の説明を素直に受け止めて、この先の売上拡大を期待したいと思っています。

 

 

 2019年9月期第1四半期決算の記事です。

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