たむたむの配当金生活への道

草食系投資家のたむたむが、高配当株への投資で夢の配当金生活を目指します。

こんな時こそ適度な距離を取りつつ前向きに

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2022年が始まってまだ2週間ほどが経っただけですが、今年のこれまでのパフォーマンスが10%近いマイナスと、見るも無残な状況です。昨年は米国株がSBGのマイナスをカバーしてくれ、リスクを取れば取るほどリターンが良くなる易しい相場環境でしたが、状況は一変してしまいました。

 

ただ、それでも米国株はそれほど悲観する状況でもなく、昨年末比でS&P500で2%、NASDAQで5%程度のマイナスなので、致命的なものではありません。最近SNS上でレバナスがディスられていますが、昨年秋から購入してきたレバナスは下がったとはいってもまだ含み益がありますので、大したマイナスではありません。

 

ただ、日本のマザーズに象徴されるように、中小型グロース株の売られ方はひどく、マザーズ指数は15%近いマイナス、東証一部銘柄ですが私が保有するSHIFTは25%のマイナスとなっています。一方、私も以前は保有していた商社株や銀行株のパフォーマンスは良いようで、保有している銘柄によって見える景色が全く違うようです。

 

現在のマイポートフォリオは、3倍レバのSPXLが21.1%、2倍レバのレバナスが13.1%を占め、さらに暴落するSHIFTを、信用を使って買い増したため、PF全体のレバが1.7倍程度になっています。その結果、現在の逆風をモロに受けて、パフォーマンスは、致命的ではないものの、大きなマイナスとなっています。

 

 

 

 

 

 

結果だけを見れば、欲を出してグロース株に手を出さず、日本株については本来自分が得意であった高配当バリュー株をじっと持って我慢していれば、ここまでのダメージはなかったでしょう。節操なく投資方針を変えてきたことが裏目に出てしまっています。また、米国株インデックスのレバ商品に手を出していることも、今の環境下ではマイナスに作用しています。

 

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このように、今はリスクを取った代償を払っていますが、この状況に悲観しているわけではありません。SHIFTの暴落は明確な材料がない中でもものですし、グロース株バブルでそれまでが高すぎたから今の水準が妥当だと言われてしまえばそれまでですが、1月14日の引け後に発表された第1四半期決算を見る限り、当社の事業が順調に拡大していますし、創業経営者である丹下氏が示す当社の長期戦略を見る限り、理にかなったもので心配ないと思っています。当面は信用分についてはそこそこのプラスで利確していきますが、現物はガチホしていくつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

米国株のレバ商品であるSPXLやレバナスについても、元指数であるS&P500やNASDAQ指数が長期的には右肩上がりであるという前提については多くの人は同意すると思いますし、コストが高いことや、レバを掛けた分ドローダウンの底は深く、元指数と比べて回復に時間を要するというデメリットはありますが、上昇局面での破壊力は大きく、自分が老後を迎える時点でリーマンショックのようなことが起こらない限り、元指数を上回るプラスとなる可能性の方が高いと思っています。SPXLは、過去の値動きから、通常の調整で30%、少し大きめの調整で50%のドローダウンはイメージできていますし、80%のドローダウンでもいずれは回復して高値を更新してきたわけですから、大きく下げれば買い増しをして耐えればいいだけで、特に心配することはありません。ただ、資産形成期が終わり、老後を迎える段階でリーマンショックのようなことが起こると厳しい状況に追い込まれてしまいますので、年齢とともにレバ商品の比率を下げていく必要はあるだろうと思っています。

 

今年に入ってからのパフォーマンスは残念なものですが、個別に見ればさほど心配する必要はありませんし、昨年末に長年の懸案だった離婚問題に終止符を打てたことで、気持ちは前向きですので、引き続き積極的にリスクを取っていきつつ、日々の株価に振り回されないよう、適度な距離を取っていきたいと思います。

 

なお、この記事はあくまで私の個人的な見解を示したものなので、投資判断はくれぐれも自己責任でお願いします。