当社は1927年1月に自動車及び各種高速用機械用ブレーキライニングの製造を目的として日本ブレーキライニング製作所として設立され、1932年4月に社名を日本バルカー工業㈱に変更して工業用パッキンを製造するようになり、現在に至るとても古い会社です。当社の名称の由来は、「Value & Quality」で「VALQUA(バルカー)」となっています。
事業内容はシール製品や機能樹脂製品の製造販売で、産業機器の他、プラントや半導体装置などの先端産業で使われています。シール製品とは、配管の液漏れを防ぐパッキンやガスケットです。ウェブサイトに製品の資料が掲載されていますが、正直、素人にはよくわかりません。とにかく配管のつなぎ目などに使われるもののようです。
当社は1月25日に業績予想を上方修正して、同時に増配を発表しました。実質年間配当が60年から75円へ増配となりましたが、この15円は90周年の記念配当です。上方修正後、株価は急騰しましたが、権利落ち後は、他の銘柄と同じく少し下がっていました。それが今日(4/20)には、なぜか4%ほど上がっていました。2018年3月期は記念配当がなくなってどこまで配当がでるか不安はありますので、あまり長期保有にこだわらなくてもいいのかなと思っています。
主な指標(4月20日現在)
株価 1,873円
時価総額 336億円
予想1株配当金 75円
予想PER 17.50
実績PBR 1.22
配当利回り 4.00%
*データは四季報オンラインより引用