当社は仮設事務所や仮設住宅といったユニットハウスのレンタル・販売でトップクラスの会社で、建設工事や災害時の復旧・復興などで需要が大きく増える傾向にあります。2020年の東京五輪に向けて建設工事需要は旺盛だと思いますので、しばらくの間は売上が伸びていくことが期待できそうです。
2月5日に発表された2018年3月期第3四半期決算では、売上高が前期比+1.7%に対して、営業利益が前期比▲15.7%と売上高の伸びが期待外れで、さらに営業利益では大きく減益となっていました。減益の大きな要因は人件費と減価償却費の増加のようです。
第2四半期はほぼ会社の予想通りで着地しましたが、第3四半期も伸びなやんだため、この調子で行くと2018年3月期の通期予想の達成は難しいのではないかと思われます。四季報でも利益では若干の未達を予想しています。
*四季報オンラインより引用
業績予想の未達に対する懸念からか、1月26日をピークに株価は低迷していますが、事業環境はしばらくは追い風だと言えますし、株価は上昇トレンドを続けていますので、今後の成長に期待したいと思います。
主なデータ(4月11日)
株価 3,175円
時価総額 368億円
予想PER 10.91
実績PBR 1.30
予想配当利回り 2.52%
*データは四季報オンラインより引用