当社は中古車を中心としたオートクレジットを取り扱うクレジット事業と消費者が購入した自動車に対する保証を提供するワランティ事業を主たる事業としています。いずれの事業も10%以上の成長をしてきています。ストックビジネスが中心ですので、安定的な収益拡大が期待できそうです。
後継者不在で事業承継に悩む整備・板金工場のM&Aを進めたり、タイで事業展開を始めたりと、成長の可能性を感じます。
僕は基本的にはIPO銘柄を投資対象としていませんでしたので、つい最近まで当社のことは知りませんでしたが、2017年12月に東証二部に上場し、個人投資家に割と人気があるようですね。筆頭株主がAZ-Star1という投資ファンドですが、このファンドを運用するAZ-Star株式会社の株主にはあおぞら銀行、東京スター銀行、兼松、エスネットワークスが並んでいます。
東南アジアでクレジット事業をやっていると言えばウェッジHDで苦い思いをしたことを思い出しますが、少なくとも当社は銀行系のファンドが出資していますので、怪しげなことはしていないでしょう。
事業の性格上、急激な成長をしていくとは思えませんが、当面は着実に成長していくことが期待できますし、株価もそれなりの穏やかな水準にあると思います。
主なデータ(4月23日時点)
株価 2,975円
時価総額 180億円
予想PER 14.09
実績PBR -
配当利回り 2.86%
*データは四季報オンラインより引用