三井住友FG(8316)の2019年3月期決算が5月15日に発表されました。結果は経常収益が前期比▲0.5%、当期純利益が前期▲1.0%と、わずかながら減収減益となりました。
出典:当社決算短信(2019年3月期決算)
これまで当社が発表していた業績予想では当期純利益を7,000億円としていましたので、それをわずかに上回る水準で着地しました。
また、本業での利益を示す連結業務純益は、前期と比べてわずかに減少しています。小さな変化ではありますが、事業からの利益が減る一方で、営業経費の削減を進めていることがわかります。
出典:当社2018年度決算説明資料
2020年3月期の業績予想は、当期純利益を当期とほぼ同額の7,000億円としています。
出典:当社決算短信(2019年3月期決算)
また、この業績予想を踏まえた、予想年間配当金は、当期と同額の180円としています。
出典:当社決算短信(2019年3月期決算)
無難な決算だったと言えるかもしれませんが、成長性が感じられない内容で、少し残念ではあります。