たむたむの配当金生活への道

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三菱UFJFG(8306)の2020年3月期第3四半期決算

三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)の20203月期第3四半期決算が24日に発表されました。

 

結果は、経常収益が前期比+5.6%、親会社の株主に帰属する四半期純利益が前期比▲33.0%と増収減益となりました。

 

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出典:当社決算短信

 

 

また、銀行の本業での儲けを示す連結業務純益は前期比+3,510百万円(+0.42%)増益となっています。

 

マイナス金利の影響で資金利益は減少しているものの、特定取引利益や国債等債券関係損益といった市場部門での利益が増加しています。

 

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出典:当社決算説明資料

 

 

 

 

 

 

 

当社は昨年末にインドネシアの子会社であるバンクダナモンの株価下落に伴い、のれん償却による特別損失を計上することを発表しましたが、当四半期でのれん償却額が207,425百万円計上されたことで、四半期純利益が大幅な減益となっています。

 

 

当社は業績予想の代わりに連結業績目標として、「親会社の株主に帰属する当期純利益」の目標額を開示していますが、このことを踏まえて、目標額が従来の9,000億円から7,500億円へ下方修正されました。

 

 

なお、配当予想は変更なく、期末配当金は12.5円、年間配当金は25.0円です。資金利益が縮小し市場部門の支えられている点はやや気になりますが、無難な結果だったと思います。